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間宮兄弟 5/13(土)より全国順次ロードショー
おいしい『間宮兄弟』
映画『明日の記憶』を観ました。
僕がこのような場で感想を記すのは僭越とは思いつつ、夫婦の絆が誠実に描かれた素晴らしい作品だと思いました。
制作背景や堤幸彦監督の言動が気になってネット検索をしてみると、堤監督の個人ブログを発見。のぞかせていただいてビックリです。
そこには、5/29付で『間宮兄弟』の丁寧な感想が書かれていたのです。
それは、堤監督から森田監督へのラブレター(ファンレター?)のようでもあり、森田監督が『間宮兄弟』に仕掛けた粋な“トリック”への解答書のようでもありました。
“そこに気づくともっと面白い『間宮兄弟』”的なところまで、一流の表現者である堤監督には全てお見通しのうえにご堪能いただいたようでした。
僕の本音は、そのことをこのブログでもお伝えできたらな、ってトコなんですが、なかなか難しいですね…。へなちょこブロガー・制作Hの挑戦はつづきます。

で、今回の「間宮兄弟チェック」。タイトルからして、完全に内容をよまれちゃってる気もしますが…。
そうです、今回は食べ物のお話です。

醤油とお酢はナン対ナン?
まずは、餃子。兄弟ふたりが実際に映画の中でおいしそうに食べているのは、撮影でお邪魔したお店、立石の栄屋さんの餃子です。“間宮兄弟の料理番”こと持道具のTちゃんも、ご主人が焼いてくれたお店の餃子を試食して「うん!おいしい。これだったらNGが出ても、たくさん食べられる。見た目もいいし、これでいきましょう」ってほめてくれた、爽やかな風味が売りの餃子です。お近くにお越しの際は、ぜひご賞味ください。
カレーを巡るエトセトラ
“塚地さんが本番の芝居で完食、そのうえ終了後テンコ盛りでおかわり三杯”
“佐々木さんにいたっては、タッパにぎゅー詰めしてお持ち帰り”
と、キャストにもスタッフにも大好評だったTちゃんたちが作った“本当の間宮カレー”。あの日、撮影後のセットで開かれた臨時カレーパーティー(ようするに作りすぎちゃったわけです)、口にした誰もが「うんうん」とうなづいて「最高においしい!」って、映画の中の直美ちゃん(沢尻さん)と同じリアクションを連発していましたっけ(この話題はその後、数日間つづきました。っていうか、今もこうしてつづいています)。
間宮カレー・レシピが劇場パンフに掲載されています。そこで“間宮カレー作り”に挑戦してみたスタッフもいるようですが「なかなかあの時どおりの味にならない」って声も。ご家庭でもこのレシピを実践して「なんだ、たいしたことないじゃん」なんて思ってしまった方もいるのかなあ(ちょっと心配)。素材の吟味、調味料の質、レシピでは伝えきれない微妙なさじ加減やら火加減やら…Tちゃんや助監督が連日(近寄るとカレー臭が漂うほど)試作と試食を繰り返していきついたあの間宮カレーの味、いつの日かまたみんなで食べたいなあ…。
そういえば『間宮兄弟』には参加しなかった仲間から「依子先生(常盤さん)のカレーの食べ方、“伊東家の裏ワザ”でしょ?」って指摘されました(それを突っ込む兄弟の台詞はカットになったのに、ホントよく見てるなー)。
そう、“お皿を汚さずカレーを食べる依子先生”は、台本にも書かれた監督のアイディアです。僕も読んで「あ、これ“伊東家の食卓”ですね?」って監督に言ったら、「なーんだ、テレビでもやったんだあ」ってちょっと不満げでした。その食べ方を昔から知っていたという監督。そういう“おもしろ無駄知識”を、あの人はいったいどこから仕入れてくるのだろうか?
とにかく、依子先生のカレーの食べ方、かなりヘンですからチェックしてみてください。
各地名産・うなぎパイやら笹かまやら
『家族ゲーム』の“目玉焼きチューチュー”、『阿修羅のごとく』の“揚げもちカリカリ”…、森田映画にはたびたび心理描写のための食べる場面や暗喩としての食べ物が登場します。『間宮兄弟』では徹信の食べ方が特に印象的です。静岡名産の〈うなぎパイ〉、明信の仙台出張みやげの〈笹かま〉と、いずれも“リス食い”する徹信(塚地さん)、でも思案していたり憤慨していたりと、心境によって食べ方と表情が微妙に違っています。怒りながら笹かまを食べるあの目つきの恐さは尋常ではありませんよね(だけど、胸ポケットから例の小バサミを取り出すってことは、なんだ、やっぱり食べるつもりだったんじゃないか!)。
セクシーキャバクラへと出かけていった徹信が部屋に残したお菓子の袋の横にも、小バサミが。どんな顔して食べながら、その本を読んでいたのだろうか、って想像してみるとおかしいです(ちなみにあの「ヘミングウェイと女たち」という本は実在します。よくまあ、ぴったりな本を見つけてくるよなあ、助監督サンも)。
兄はビール、弟はコーヒー牛乳
部屋で、銭湯で、ぼったくりバーでまで大活躍の〈大沢コーヒー牛乳〉は皆さんにおなじみの実在の商品ですが、ポスターやパンフにも写真が使われている〈日星スタンダード生ビール〉はどこを探しても見つけることができない『間宮兄弟』撮影用オリジナルです。明信が勤めるビール工場、出張で訪れる仙台工場の撮影では、サッポロビールの千葉・静岡両工場に多大なご協力をいただきました。撮影場所をご提供いただくだけではなく、エキストラ出演までしていただき(しかも皆さん、ほんとに芸達者!“研究室”でも“仙台工場”でもいい味、出してくださってます)、大感謝です。日星の〈星〉と缶にあしらったスターマークは、森田監督の意向によるささやかなるサッポロビールさんへの御礼の証しです。デザインは美術助手のHくんでした。
究極の塩むすび
怒れる弟をなだめる、兄の握る塩むすび。映画をご覧になる方は、明信が握ったと思って見ているわけですから、なにやらその思いを踏みにじるようですが、徹信が「う~まい」って食べる塩むすびも、舞台裏ではスタッフが握っています。カレーをいっぱい作ってみんなを幸せにしてくれたTちゃん、塩むすびも撮影が順調に終わったところで大量在庫が発生となり…。で、「みなさんで、どうぞ」となったわけですが、あの〈塩むすび〉、マジで激ウマでした。
「なんでこんなにおいしいの?お米?炊き方?塩加減?」ってたずねると
「だって、役者さんが食べて“うまい”ってお芝居するんだから、そうじゃなかったらマズイでしょ」て、Tちゃん、かっこよすぎ!

思えば映画の中の“カレー”は、被写体としては単なる“茶色の物体”です。
チキン、ビーフ、シーフード、「多少、色と具の形が違えばいいんじゃないの?」などとは間違っても思うことができないスタッフたちが集まって、それぞれの役割をコトコト煮込むようにして作りあげた『間宮兄弟』。
直美ちゃんではないけれど、「あれ?スパイスは何が入ってるんだろう?」なんて、『間宮兄弟』をそんな風にお客さまに味わっていただけたとしたならば、僕らスタッフの何よりの喜びです。
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by mamiya-kyoudai | 2006-06-01 03:28 | 森田組のスタッフ日誌
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photo 映画『間宮兄弟』の公式ブログ
by mamiya-kyoudai

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