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間宮兄弟 5/13(土)より全国順次ロードショー
この次は どの街で
『間宮兄弟』の上映が終わってしまった街、やっと始まる街(ついに渋谷での上映決定は嬉しい。ある意味、監督にも蔵之介さんにも、お膝元ですものね)。

制作H、このトコロちょっと旅の日々がつづいて、ブログUPもままならず……。

先週は、劇中の間宮兄・明信同様に仙台出張に行ってきました。
杜の都でも、まもなく『間宮兄弟』が始まります、よろしくお願いいたします。
で、仙台の牛タンは、やっぱりうまかったのでありました(映画には出てこないけれど、あの出張の夜の明信の晩ごはんは何だったんだろうか?なんて考えてみたり)。
心残りは、目当ての老舗の笹かま屋さんのシャッターが閉まっていたこと。
「好きだ」って言ってたあの人に、お土産買っていきたかったのに。

先だっては、西へ(ホントは新幹線がよかったけれど、現実は東名)。
沼津を抜けて、富士へ。窓外に茶畑の山々。
あの日、『間宮兄弟』を手伝ってくれた皆さんを思い浮かべて「ありがとう」。ロケハンで飲んだお茶農家の若奥さんが入れてくれた新茶は絶品だったっけ。
新富士駅の写らなかった“エキストラ車”の方々、ごめんなさい。それもまた映画づくり、とご理解いただけていれば幸いです。
“左はビール工場”は、焼津のサッポロビール。明信を呼ぶ「間宮さ〜ん!」の声が聞こえてきそう。皆さんも、お元気ですか?
牧之原。御前崎への道はこのインターから。
間宮“実家”を紹介してくれたフィルムコミッション静岡シーサイトさんに感謝です。海水浴のエキストラの皆さんもお疲れ様でした。
『間宮兄弟』の舞台にはならなかったけれど、さらに西へ掛川、浜松。
新幹線の駅をひとつひとつ訪ねて回った、一年前。

さかのぼれば、いろんな街を訪れてきた“森田組”の記憶。
あの街のあの人は、どうしているだろうか?

金沢片町には心地よきカウンター。男意気地な酒場マスターのおとぼけ風味が懐かしい。
ビジネスホテル一階のあなどれない寿司屋さん。“三枚おろし”にさばかれたイカを、舌と眼とが憶えています。

中島みゆきさんが生まれた北の街。夏のホテルから見下ろす競馬場の芝は眩しく青く、あの歓楽街にも忘れ得ぬ名前が、ひとり、ふたり。あの頃は僕も……。

道南の心優しき海の男たち、今年の昆布漁の具合はどうですか?またいつか、おいしい肴でやりましょう、酒瓶さげてうかがいます。
港町の坂下の電停を降りればそこにも寿司が。今度こそ、店名の由来を聞かなくちゃ。その街にあって、なぜ?
五稜郭への道すがら、昼下がりのお櫃まぶしは甘くせつなく、ことのほか色っぽい味にとろけそう。
そうです、函館でももうすぐ『間宮兄弟』が始まります。

みんなで見つめた門司港の夕日、奈良の生駒の飛行塔、あの大学の門前のハンバーグ、『の・ようなもの』以来の再登場は依子先生の荒川土手……北に南に、思い出は尽きず。

“森田芳光と愉快な仲間たち”の旅はこれからも、懐かしい街へ、新しい街へ、きっとつづいていくのでしょう。

次の街へ広がっていく『間宮兄弟』、あの街を過ぎていく『間宮兄弟』。
さらに多くの方々が『間宮兄弟』と新たに出会ってくださることを願い、
“再会”までしていただいている方がたくさんいらっしゃることにも深く感謝です。

「ねえ、監督。この次はどこに向かいましょうか?
……実はね、あの街の○○がとっても美味しいって、評判ですよ」
by mamiya-kyoudai | 2006-06-29 22:05 | 森田組のスタッフ日誌
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photo 映画『間宮兄弟』の公式ブログ
by mamiya-kyoudai

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