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間宮兄弟 5/13(土)より全国順次ロードショー
2006年 06月 16日 ( 1 )
プロデューサーのTです。
『おもてなし』の心を!

映画「間宮兄弟」、プロデューサーの一人として何が嬉しいかと言って、劇場でお客様があんなに笑って頂いていることです。私の密かな楽しみとして、係わった映画を公開している劇場で、最後列の左端の席に陣取り、狙った(計算していた)場面でお客様がどのように反応して頂いているか、逐一観察することですが、それぞれの映画で辛い思いをすることがしばしばです。人の映画を見ていても、ここでお客様の感情をこう誘いたいのだな、とその計算が解っていても、お客様の反応が今一だったり、外したりしていると、我がことのように辛くなります。(正直に話すとその逆もあって、「うまいな~。やられた。」と嫉妬も覚えます・・嗚呼、なんと因果な観客でしょう)。困ったことに「間宮兄弟」はこの私の密かな楽しみを叶えさせてくれません。いつも最後列の私の席が埋まっているのですから・・・・ほんとに有難い事です(そんな時、後ろの壁にもたれて立って見ています。全く疲れないから、不思議ですね。密かな楽しみは、予想以上の反応でうれしい限りです。後ろの方で、一人立っている整髪が行き届いた中年の男がいたら、それが私です。)。
劇場を出て来るお客様の顔がとても穏やかで、なぜか、その足取りが少しゆっくりであるのがとてもうれしく感じます。笑って頂くのは、本当に大変です。喜怒哀楽といいますが、この映画はその喜と楽を、そしてやさしい哀しさを持ち合わせています。この映画に『怒』という感情は全くありません。暖かい気持ちにさせてくれます。これはひとえに森田監督はじめスタッフの皆さん、そして佐々木さん、塚地さんはじめキャストの皆様がこの映画に愛情を注がれ、培われたチームワークの成せる業です。ブログでも、舞台挨拶でも、森田監督、キャストの方が「おもてなし」という言葉を口にされます。映画の中で兄弟が、部屋を訪ねる女性達に、そしてお母さんにも楽しいひとときを過ごしてもらうべく、最善の気を使い、あれこれ演出し、「おもてなし」に心を込めます。まさに森田組の現場もそうでした。
スタッフの方々が、キャストの方々によりよい撮影環境を醸し出す最善の方法を考える。そのスタッフの心が判って、キャストの方々もそれに応えられる。それが暖かい『おもてなし間宮ワールド』となってフィルムに焼き付き、劇場のスクリーンに照射され、お客様が感じ取って頂いている、そんな気がします。『エンタテインメント』と単語がよく使われ、『娯楽』と訳されることが多いのですが、エンタテインメントには『おもてなし』という語意があります。お客様を『おもてなし』する仕事。この映画にはその姿勢が貫かれています。撮影中、宣伝中、そして公開時の数回にも及ぶ舞台挨拶のイベント、スタッフの想いを代表しての森田監督(そこまでやるのですか!と思うほどのサービス・トーク)、また佐々木さん、塚地さんの間宮兄弟がスクリーンから出てきたような暖かくフレンドリーな姿勢、お客様に喜んで頂く、まさにエンターティナーだと感心させられました。
恥ずかしながら、今更に勉強させて頂きました。
本当にありがとうございます。
この『おもてなし間宮ワールド』を感じ取って頂き、ご取材、宣伝に協力頂いた方々、また様々な工夫を凝らして劇場展開頂いた館主様、スタッフの皆様、有難うございます。
我が社の社名にも、「エンタテインメント」という文字が付いています。(いつぞや、森田監督から御指摘頂きましたが)、映画に係わっていることに夢中に成り過ぎて、それに係わって頂いている方々を、お客様を『おもてなし』する仕事であることを忘れていないか?
肝に銘じなければなりません。

・・・と書いてきて、このブログを読んで頂いている読者の方にこの書き込みがエンタテインメントしているのか と自戒しました。ただ、どんな仕事でも『エンタテインメント』の心、大切ですよね。そんな気持ちを共感して頂ければ、幸いで・・・と自己弁護です。
(書き込み長い!とお怒りの方、他の書き込みをクリックして頂いて・・・。この後は私の一観客としてのこの映画に対する感想です)。
昨年末、「間宮兄弟」の初号を見た後、遅ればせながらベストセラーと名高い藤原正彦さんの『国家の品格』を拝読し、「なんだ、『間宮兄弟』って『国家の品格』を映画化してんじゃないか」と思った次第(もちろん、『国家の品格』は小説ではありません。念のため)。
詳しくは書ききれませんが、同書で藤原さんが語られる(と私が解釈した)、この半世紀(戦後)に日本人が失ったもの、いかに時間がかかろうとも日本人が取り戻さなければならないと力説される日本の心が、まさに間宮兄弟の二人にあるのではないか。二人の生きざまはそれを具現しているように思われてなりません。「情緒と形」「もののあわれ」「懐かしさ」「惻隠の情」そして、えって思われるでしょうが、間宮兄弟には「武士道精神」があります。二人の精神の源にある日本的なものを分析(また想像)していくと、かなり面白い。二人はある種、現代人としては異質です。この異質感が二人のキャラクターを構成し、可笑しさを感じさせるのですが、不思議なことに二人を見続けていると、ある親しみと懐かしさを感じてきます。実はお客様が穏やかな表情で、暖かい気持ちで劇場を出て来られるのは、無意識にその懐かしさに触れているからではないでしょうか?これは『寅さん』に共通すると思いますが。日本人のDNAに刻まれた何かを喚起させる。どうでしょう?
また二人のある種の幼さに、「チョッと」というご意見も耳にします。ご年配の方に多いのですが、それも理解できる気がします(女性のこの拒否反応は、生物学的、生理的なものでしょうが)。『国家の品格』を逆説的にいうと、日本人は『幼さ』(子供っぽさ)に対する強い拒否反応で自己確立を目指してきたとも言えます。『子供っぽいことを言うな!』と
いうセリフを私もよく耳にしました(私も戦後一桁生まれですので)。
しかし、このある種の『幼さ』が興味深いところで、『幼さ』は一方で残酷であり無知を助長しますが、「感受性」や「人や物に対する純粋なこだわりや思い遣り」もここに起因すると思います。その意味でも私は、間宮兄弟に懐かしさと羨ましさを覚えます。
・・・・ぜひ『国家の品格』を読まれた方のこの映画を見られた感想を聞きたいものです(大ベスト・セラーですから皆さん見てもらうと・・・・う~ん、興行収入幾らになるのだ?・・・と考えるのが、藤原さんは何とも下品で嘆かわしいと書かれている訳で・・・・。では『間宮兄弟』ご覧になった方、『国家の品格』お読みになって、私の分析、どう思われるかお聞かせ頂きたいと・・・。もちろん、江國さんの原作『間宮兄弟』は必読です)。

さて、次は私が好きなシーン。・・・たくさんありますが、まずは明信のシーンから、これは佐々木さんでしか表現できないシーンと(勝手に)思っていますが・・・・(「長す過ぎますよ、Tさん!」というこのブログを立ち上げてくれている宣伝S君の声が聞こえますから、)では、私の好きなシーン(監督にも話していません)の書き込みは、またの機会にさせてもらいます。近じか必ず書かせてくださいS君。これも長くなりそうですが、皆さん、読んでくださいね。ちょっと面白いですよ。
この映画をご覧頂き、指示して頂いたお客様、本当に有難うございます。
『間宮兄弟』のワードで他のブログを検索していますと、「『間宮兄弟』見たいな~。でも○○も見たいし、○○も見たいし・・・どうしようかな」という書き込みをよく見ます。確かにお金も時間も掛かりますし、いろいろ迷われるでしょうが、ここはひとつ「『間宮兄弟』良かったよ」と声をかけて頂けたら、プロデューサーとして甚大の喜びです。
有難うございます。
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『間宮兄弟』を配給しております我々アスミック・エースのリレー日記、
次は映画製作時に撮影現場で宣伝担当をしていたHです。
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by mamiya-kyoudai | 2006-06-16 10:26 | アスミック・エースのリレー日記


photo 映画『間宮兄弟』の公式ブログ
by mamiya-kyoudai

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